審査員

沢山遼 (美術批評家)


岡山県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了。著書に『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)、共著に『絵画との契約 山田正亮再考』(松浦寿夫、中林和雄ほか著、水声社、2016年)『現代アート10講』(田中正之編著、武蔵野美術大学出版局、2017年)などがある。

新藤淳 (国立西洋美術館主任研究員)

広島県生まれ。美術史、美術批評。共著書に『版画の写像学』(ありな書房)、『ウィーン 総合芸術に宿る夢』(竹林舎)、『ドイツ・ルネサンスの挑戦』(東京美術)など。展覧会企画(共同キュレーションを含む)に「かたちは、うつる」(2009年)、「フェルディナント・ホドラー展」(2014―15年)、「No Museum, No Life?-これからの美術館事典」(2015年)、「クラーナハ展―500年後の誘惑」(2016―17年)、特別展示「リヒター|クールベ」(2018―19年)など。目下、「令和3年度国立美術館巡回展 国立西洋美術館コレクションによる」展覧会として、開催館/開催地の作品や記憶たちとともに展示を会場ごと2通りに分岐させる「山形で考える西洋美術|高岡で考える西洋美術──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき」(2021年)を企画準備中。

Photo: Nobuhiro Shimura

竹村京 (アーティスト)

東京都生まれ。1998年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、2002年同大学大学院美術研究科修了。2000年ポーラ美術振興財団在外研修員としてベルリンに滞在。代表作に、壊れた日用品を薄い化学繊維で包み、その割れ目や傷跡を絹糸で縫い直す「修復シリーズ」や、主に写真やドローイングの上に刺繍を施した白布を重ねた平面のインスタレーション作品がある。近年の主な展覧会に「How Can It Be Recovered?」(メイトランド・リージョナル・アート・ギャラリー、2020年)、「長島有里枝×竹村京 まえ と いま」(群馬県立近代美術館、2019年)、「どの瞬間が一番ワクワクする?」(ポーラ美術館、神奈川、2018年)、ほか。第15回シドニー・ビエンナーレ(2006年)、横浜トリエンナーレ(2020年)にも参加するなど、国内外で活動する。

中村史子 (愛知県美術館主任学芸員、国際芸術祭「あいち2022」キュレーター)

愛知県生まれ。東海圏から関西圏を拠点に活動。専門は視覚文化、写真、コンテンポラリーアート。2007年より愛知県美術館に勤務。美術館で担当した主な展覧会に「放課後のはらっぱ」(2009年)、「魔術/美術」(2012年)、「これからの写真」(2014年)がある。また、美術館では若手作家を個展形式で紹介するシリーズ「APMoA Project, ARCH」(2012-2017年)を立ち上げる。2015年より日本と東南アジアのキュレーターが協働で調査、展覧会企画を行う美術プロジェクト「Condition Report」(国際交流基金主催)に参加し、2017年にはタイのチェンマイにてグループ展「Play in the Flow」を企画、実施する。2021年より国際芸術祭「あいち2022」キュレーターを務める。

特別審査員


4名の審査員に加え、国際芸術祭「あいち2022」芸術監督の片岡真実が特別審査員として応募書類の通覧を行います。

Photo: Ito Akinori

片岡真実 (国際芸術祭「あいち2022」芸術監督 /森美術館館長/国際美術館会議(CIMAM)会長)

ニッセイ基礎研究所都市開発部、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館。2020年より同館館長。
2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ芸術監督(2018年)。2014年から国際美術館会議(CIMAM)理事を務め、2020年より会長(~2022年)。